4月になりました。都心へ仕事に向かうフレッシャーズを見ると、自分のファーストキャリアである行員時代を思い出します。入社式は東京国際フォーラムで行いました。配属もそこで決まり、頭取をはじめ役員挨拶を聞きながら、役員陣に女性がひとりもいなかったことに当時違和感を感じていました。そこからバスに乗って2週間の苗場研修へ連行されるのですが（今もやってるのかな？）、苦行だった研修も、15年たった今もその時の仲間と飲みに行ったり、近況を報告しあったりできる素敵な思い出です。奇しくも私が入行した後すぐリーマンショックが起こり、関連当事者基準が出来た年でもあり激動の時代を銀行で過ごしました。上司からはたくさん怒られましたし失敗をしました。私はその頃があったから今があり、たくさんの失敗や叱咤激励を受けたことが今のキャリアにつながっています。だから私は今も独断と偏見で「ファーストキャリアの重要性」を伝えています。小は大を兼ねませんが、大は小を兼ねます。迷ったら大企業へ入社してください。ファーストキャリアで得るものは多い方が良いですし、優秀な仲間と成長できる環境があるからです。
とはいえ、人間いつでも成長の機会があると思います。私も途中でキャリアが止まってしまった人間ですし、人生においての失敗もしました。それでも公認会計士という資格にチャレンジして人生というゲームをいい流れに変えることができました（はずです・・）。いつでも人生を変えることが出来る、ただし、待っているだけでは何の機会もないですし、楽な方法もないですし、ただ一念発起して、最大の努力をするだけなのかなと思います。
成長の機会、ということで先日クロマグロにチャレンジしてきました。サムネイルは大うねりの中クロマグロのヒットを狙う写真です。初めてのマグロにクロマグロを選択するのがそもそもチャレンジャーすぎますが、道具も揃え2週間くらい前から下調べをし、そわそわしながら向かいました。大うねりの雨の中胴付き仕掛けでエサのサバを只管釣りまして、大島付近でサバを泳がせクロマグロを狙います。もちろん釣れなかったのですが、部活の部長が130キロのクロマグロを釣っていました。見事なファイトに、「あ、これは私には無理だな」と思ってしまったのですが、無理と思った時点でそこは自分の成長を阻害します。クロマグロは無理かもしれないですが（少し逃げ腰笑）キハダに果敢にチャレンジしていこうと思いました。いくつになったってどんなことにもチャレンジは出来ます。そんな勇気を頂いた出来事でした。ここでの仲間はいつでも希望をくれる、また、クロマグロは船全体で協働しないと挙げられないもので、素敵なチームだなと思いました。
たまに釣り船の釣果に写真が載っているので、皆の仲のよさがうかがえるかと思います。社長という職位にありながらも最高のチームワークを持った素敵な仲間たちです。
ファーストキャリアの重要性を語りつついつでも挑戦が可能というパラレルな話でした。でも、人生変えてみるなら中途半端なチャレンジは不要なのかなと思います。チャレンジが大きいほど、努力が大きいほど変化も大きいです。皆様も、公認会計士を目指してみませんか？最近、中学生や高校生に対しての制度説明を企画しています。モデル校になっていただける学校を募集していますので、お声がけください。
コメント