拠点めぐり
公認会計士日常この間、お客様に観葉植物を頂きまして、とても嬉しかったです。いくつになっても、お花や観葉植物を頂けるのは嬉しいです。昔、現場主査をしていたとき、お花やプレゼントをくれた方々を思い出しほっこりしました。
最近、少し遠方のお客様が増えて、出張の予定も増えてきました。今までもコンサルタントとしての仕事は都内が中心でしたが、時は遡り監査法人での仕事はえ、こんなにあるの⁈というほど出張ばかりでした。
事業所が増えたり子会社が増えたりすると、本社からのコントロールが難しくなったりするので、定期的なチェックが必要になります。こと監査においては、内部統制の適正性の把握のため、子会社に監査役と監査法人が一緒に行って、財務報告プロセスやその他の重要プロセスをチェックしに行くわけです。ただ数日の監査ですが、結構な指摘事項を上げることが多かったと記憶しています。それが監査役の役割の一部であり、会計監査の役割のひとつです。
出張といえば、空港民営化の仕事を思い出します。北海道は函館に何度も行かせていただきましたが、美味しいご飯の思い出もそこそこに、一番思い出に残っているのが、滑走路灯です。何も見えない夜の空港で、着陸が成功するように角度や色、何種類もの光で知らせるのが滑走路灯です。昼間、滑走路で滑走路灯の実在性を確かめて、色んな種類のあかりの付いていない滑走路灯を見ていくわけです。それで出張の帰り道、飛行機に乗ると、今度はあかりの付いている滑走路が煌々と位置を知らせてくれる。色んな色、角度、上空から宝石箱を見下ろしているかのようで…思い出として印象深い光景です。
そういった光景を刻みに、旅行に行くことも私は趣味としています。ただ、個人的には旅行などにはあまり行けていないですが・・・昔京極夏彦さんの講演を聞いたときに、「本は非日常を体感させてくれる、旅行に行ってはいないのに、旅に出たような気分にさせてくれる」というような趣旨のお話をお聞きして、旅行や非日常体験を得に行けないときは本を読めばいいのかな、と今も思っています。最近は、仕事以外の書籍を読むことも少なくなってきていますが。。