公認会計士制度説明会
お知らせ公認会計士日常
2025/10/29に行われた宇都宮女子高等学校で、広報委員会委員として公認会計士制度説明を実施しました。2年ぶり、2回めの登壇です。少しでも公認会計士の魅力が伝わっているといいなと思います。実際に、公認会計士の女性は6000名程度であり、他の士業と比しても絶対数が少ないです。ただ、私自身は、公認会計士は女性に向いていると考えています。クライアントと対話すること、細かな心遣いが必要であること、また、東証のガバナンス・コードにおいても東証プライム市場上場企業を対象に、2025年までに最低1名の女性役員を登用し、2030年までに女性役員比率を30%以上にすることが目標とされているため、今女性が公認会計士を目指すと機会に恵まれ、よいですよ、ということを皆様にお伝えしました。
公認会計士制度説明のため、監査の話をしなくてはならないと思っていましたが、私自身が監査証明業務から少し離れたところにいるため、詳しい話はあまりできなかったです。ただ、ブログにおいても何回かお話しした通り、監査は公認会計士の独占業務であり、私の知識や技能の根幹は監査証明業務にあることは言うまでもありません。そこからどう枝葉を広げるかは、皆さんのスキルや適正に合わせて考えていくことですね。監査法人でパートナーを目指す、でもいいですし、経営企画やIR、社長業や社外役員。どのポジションも社会貢献性ややりがいがあると思います。かくいう私はコンサルティング業が一番得意なのですが、監査が空手なら、コンサルティング業務は総合格闘技です、と説明しています。
私は今も監査を嫌いになったわけではないです。むしろ監査を行っていた時に沢山の人たちと出会い、様々な経験が出来、内部統制を肌感で備えることが出来ました。海外には行かなかったですが、国内津々浦々色んな場所へ往査に行きました。ご飯を一人で食べていたら地元の人と仲良くなったなんてこともありました笑 そんな経験を生かして今はコンサルタントとして実際手を動かして業務を行っています。まさに、総合格闘技です。会計知識だけでは太刀打ちできないところが多々ありますので。。。
専門職としての道に正解はありません。それぞれがどう社会に貢献するかが重要です。私にとっては、公認会計士になってからが対話と成長の日々です。
学校登壇では、なるべく自分の経験や小話を挟んで飽きないようにお話しすることを心がけています。公認会計士になりたい人が、増えてくれるといいなと本心からそう思います。
11/11-15まで、インドへ研修視察に行っています。レスが遅くなってしまうこともあるかもしれませんが、宜しくお願いいたします。
