文書化
ナレッジ公認会計士日常
10月になりました。大きなタスクを無事終える見込みがついたので、更に新たな案件に取り組んでいます。特に、一般にコンサルティング分野においては、すべての経験が自身の知見となり、積み上げが今の自分を形作っていると感じています。どのような場面においても、あるべき結論や目標を立ててファクトを積み上げる。常に構造的に物事を考えることが必要になるのが、コンサルティングの特徴ではないでしょうか。
今月は学校説明会、来月は海外視察とイベントが目白押しですが、自身の知見を広げる機会として血肉にしていきたいと思います。また、これまでとは異なるジャンルのファッション誌への掲載機会もあり、公開されましたらここでこっそりアナウンスできればと思っています。そもそも私は自分から積極的に発信するのが得意ではないため、本当に思い切った経験になりそうです。
公認会計士業務に限りませんが、文書化・ドキュメンテーションの重要性について触れたいと思います。気になることや検討すべき事項があれば、必ず記録を残すようにしています。守秘義務に抵触しない範囲でその文書をChatGPTに整理して体系化することも試みています。文書化は手続の結果を残すだけでなく、思考や結論を整理する強力な手段になります。特に、意思決定の機会が多い経営者の皆さまには、簡単な日記形式でもよいので思考を整理するドキュメンテーションを強くお勧めします。振り返った際に「当時この決断はこういう考えに基づいていた」と確認でき、同時にファクトの裏付けにもなるからです。
また、最近リスキリングの一環で英語を学んでいますが、「教えられる」機会から得られる学びは非常に多いと実感しています。クラス中に「違います!」と指摘されることにすら、妙に感動を覚えました。冒頭に触れた「経験が糧になる」と同じように、今後も常に学び続ける機会を大切にしていきたいと思います。