6月になりました。先週短答式試験を受けられた方、お疲れさまでした。教える側の立場になり、裏方から数えて2年半ほど経ちました。すこしずつ成果を出してくれる人たちが出てきたことをうれしく思っています。引き続き、公認会計士を世に送り出す支援もしていきたいと思います。

監査論に関しては、より思考力を問うような問題で、受験生の皆様からすると少しファンタジー感が強かったかもしれないですね。私は、銀行主計時代に監査を受ける側であったため（監査法人担当でもあったので）、監査は多少イメージ出来、少し有利だったのかもしれないなと回想します。論文は特に、主査の立場になって回答するような問題も出てきますので、難しいとは思いますが監査の現場をイメージすると少し理解が深まるかもしれません。自分はインチャージ/主査で、クライアントの監査部屋にいます、とか（難しいですよね….）

監査法人に居たときはかなりクライアントにも恵まれたこともあり、監査が楽しかったと記憶しています。口を酸っぱくして言いますが、監査論は監査の教科書です。現場で絶対に役に立つ知識が身につくので、公認会計士になってインチャージになって現場に行ってをイメージ出来れば、こうやって監査の現場で活躍できるのだ、と将来が明るく見えますよきっと。

試験を受けられた方にお伝えしたいのですが、いい結果/悪い結果あると思います。ただ、合格発表までは勉強を同じペースで続けてください。試験の後の気持ちはどうでしたか？受かる時は、自分が受からなくて誰が受かる？と思うくらい勉強したはずです。不安や心配になるのであれば、それは努力をし続けたからです。点は取れなかったけどそんなもんかな？と思った方、圧倒的に勉強不足です。勉強してください。

私は30を過ぎてから、働きながら、3歳児の子育てしながらの会計士受験でした。休日は16時間くらい勉強していました。これ以上できないというくらいの圧倒的勉強量で、合格しましょう。頑張る受験生を応援しています。また、論文式試験のことは次月にでも書こうと思います。