桜花税理士法人
監査法人の歩き方

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2024.11.26

監査法人の歩き方

ナレッジ公認会計士

みなさんこんにちは。気が付けばまた一か月が過ぎました。先月割とつらい風邪にかかってしまい、体力アップを図るため体を鍛え始めました。少し走るだけでも気分が爽快になるので、タスクは増えましたがよかったなと思っています。今のところはですが。

さて、そろそろ監査法人の就職活動の時期なので、以前告知したBig4の選び方ならぬ監査法人の歩き方についてお話します。私は新卒の就職活動で倍率80倍を勝ち抜いてきたので、はっきり言って監査法人の就職活動は就職活動とは言えないほどの出来レースでした。合格者のみなさまにおいては、内定はほぼ出ることと思います。前々からお伝えしてますが、迷ったら大企業(Big4)です。大は小を兼ねますので。

そのなかでもどこがいいかというと・・・正直どこでもよいです笑

監査法人で行うことは基本的には同じことなので、法人軸で考えるのはおすすめしません。ただこの会社の監査をしたい、という軸で考えたときに結び付く監査法人に行くのがおすすめです。そして、できるだけ大きな会社の監査をしたほうが良いと思います。スタンダードな金商法監査でできればメーカーで原価計算とかもあるとよいですね。もっというとまず監査法人以外のジャンルはやめておいたほうがいいです。初めにスタンダードな監査を学ぶことが、公認会計士のキャリアとしてもおすすめです。

かくいう私は事業会社で監査を受ける側だったので、ある程度スタンダードな監査が何かをわかっていた(つもりだった)ので、何か違うこともしてみたい、ということでパブリックセクターを選びました。つまり、部門軸だったということですね。当時はパブリックセクターとはいえ、金商法大会社の監査も経験できましたし、学校病院も行きましたし、IPO準備会社も行きましたし、なんならコンサルも行きましたので、結果いろんなことが出来てよかったと思います。何より、まったく会計基準で学んでこなかった特殊監査もあったので、マルチタスクプレイヤーになれました。今現在はどうであるかはわからないのですが。それこそ雪山登りもあれば美術品を見ることもあれば滑走路灯を見ていることも冷凍トラックを見ていることもありました。

今監査法人でしてきた経験は全く無駄になってはいませんし、むしろコアスキルとなっているので、パブリックセクターを強く推したいとは思うものの、弊社のインターン生にも「まずは金商法大会社!」とお伝えはしています。でも、私の経験からもどこにいっても監査法人である限りは何でもいいと思います。先輩にくっついていくもよし、お世話になった方がいるところでもよし。どこでもみなさんのスキルになる経験は得られると思います。

そのうえで一つメッセージを送るとすれば、「自分のやりたいことを声を大にして伝える」ことです。どこの会社でもそうかもしれませんが、察せよや控えめにすることは全く美徳ではありません。積極的に自分の意思を伝えてください。そうすることで、キャリアの幅が広がると思います。

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