広い視野で
公認会計士日常新年のご挨拶も一通り済んだところで、明けまして初めての深海釣りにいってきました。キンメ、ノドグロなど高級魚を狙って400メートルほど糸を落とします。釣果は黒ムツでしたが黒ムツも十分に高級魚なので満足ので出しかと思います。
この話をお客様にしたところ、そんな深海でもアタリが分かるのですか?と聞かれました。確かに不思議なもので、こんなに深さがあってもアタリは分かるものなんですよね。竿先見て、実際竿を持ってみて。しかもサバか黒ムツかも分かるんです。それって釣り人の暗黙知の世界ですね、と言われました。確かに言い得ています。アタリがあるかは感覚ですし、深海釣りにはないですが釣りによってはちょいがかりをフッキングして釣り上げたり、駆け引きをしたり。その感覚をセンサーか何かで判れば釣果はより良くなるかもしれません。何にしても暗黙知を可視化するビジネスって流行りますよね。私のコンサルティングもほぼ暗黙知なので、いつか自分のスキルを可視化してAIに代替してもらえたらなぁと思います。
また今年も釣りを極めていきたいと思いますが、去年一年間でかなりの魚を捌いたので、刺身が大分上手くなったと思います。釣りは食べるまでが遊びなので、釣ってきた魚をみんなに食べてもらったり、二時的な幸福があるから良いですね。
今年は公認会計士協会の東京会委員としての活動も本格的にしていきたいと思っています。会社近辺にも会計士の女性は少ないですが、東京にも少ないです。全国にも少ないです。それをもう少しありふれた存在にしていけたらなと漠然と考えています。
サムネイルは年末に行った神戸出張のものです。監査役としての仕事も、一年が経ち板について来ましたでしょうか。なかなか見ることのできない現場をみて、そこに存するリスクや将来展望を考える。難しくても楽しい仕事です。ただの街の会計屋さんではなく、広い視野をコンサルティング業で持ちたいと思っています。大は小を兼ねますが、小は大を兼ねませんので。
今年も皆様と良い年を作って行きたいと思います。