何があっても
日常確定申告が終わりまして、皆様が昨年一年の成果を報告出来て安心している状況かと思います。私は公認会計士から税理士となった立場であるため、個人の方の申告業務には苦労と困難を伴い、それでもお客様と共に業務を行わせていただきました。そのため、お客様に多大なる感謝を感じると同時に、従業員の皆様へも多大なるご協力を頂き感謝を申し上げたい次第です。
本日は監査役を担っている会社で役会に出席し、顧問先へ訪問し、といったような日々を過ごしておりましたが、監査役で関与させていただいている先でも、顧問をさせていただいている先でも、感謝のお言葉を頂けました。
私は銀行出身ですが、その新人研修にて、私のスタートという社内研修感想を記載する日記帳に「私がいてよかった、という仕事がしたい」という目標を掲げていたようです(もう15年ほど前のことですので、あまり憶えていないですが・・・)その言葉を、本当に端的で他人からみたら傍らのものかもしれないですが、お客様に頂けることに非常に嬉しく感じております。自分自身がいてよかった、と言われることは、私自身の最大の喜びであり、何にも替え難いことだと思いました。それが、お客様の喜びとなれば、winwinですね。
上記は私の感想論にすぎませんので、有用?なことを述べるブログにしたいなぁ、とは思うので(あまり商業宣伝的になっていない個人の感想ですが)、気づきがあったことを一つ。私の顧問先様でコーチングを行っている方にお話しを伺いました。顧問先様は特にコーチングは経営者の方々に関して行っているので、その手法に関するビジネスの理解はもちろんのこと、自分自身のコーチングのためにもなり、非常に興味深いお話を頂けました。
経営者は(高度な、カッコ内は私の解釈論を含みます)悩みをなかなか共有できない。高度なビジネスに関する理解や手法をお持ちなので、友達や家族や、その周辺のひとたちになかなか話ができない。でも、(同じ人なので)あなたが考えていること、悩んでいること、あなた自身を受け入れますよ、という存在を必要としている、そんな存在が必要なのです。
・・・いや、刺さりました。自分の判断や実行が正しいのかは誰も何もわからないし、でも、そんなあなたをすべてスクラップして、フラットに認めますよ、という存在。それは経営者にとっても必要ですが、一人間として、皆様に必要なのではないのかなと。私自身もそうですが、何があっても、あなたの思想・判断・行動を受け入れますよ、というパートナーは、必要なのではないかなと考えさせられたところです。それが、家族、パートナー、ビジネスパートナー、誰であっても。
サムネはトイプードルですが、私もトイプードルを飼っています。溺愛していますので、飼い犬が要望としてしたいことは何であっても受け入れたいと思います。家族の一員なので。何があっても受け入れるよ、というのはペットだけではなく、ビジネスパートナー、パートナー、家族、友達に関して必要なことかもしれないですね。