監査役就任のお知らせ
ナレッジ公認会計士日常2023年2月14日付にてひろさきLI株式会社の監査役に就任致しました。
【市場の番人】と称される公認会計士としての役割が問われる、監査役という重責を担いましてより一層の自己研鑽と会社発展に寄与していきたい所存です。
・・・就任のご挨拶と致しまして、「公認会計士・税理士の今井です。今まで会計や監査のキャリアを歩んでまいりました。当社の監査役としてただ見守るのではなく、皆様と並走しながら会社を大きくしていく、そのような指針となるような役割を担っていきたいと思います。長距離走とはなると思いますが、どうぞ宜しくお願いいたします」といったことを述べさせてもらいました。その言葉についてはビックマウスでもなににでもなく、【監査役としての役割】を私の中でかなり短めに具現化したものです。
拙い言葉を述べさせていただきましたが、監査役は閑職であるとか、座っているだけであるとか、そう揶揄されることもありますが、会社の機関として相当な重要性がある立場です。モノを言うことができる機関であり、それが会社の機関設計として重要であることは言うまでもありません。
またそれに付随して、内部監査も会社の重要機関であることを述べたいです。欧米諸国では内部監査に有望な若手を設置します。会社全体の内部統制を若手で見ることが出来たら、それこそ未来のボードメンバーですよね。内部監査を行った結果、悪いところが見えてきて、業務フローを変更しようとして・・・そこからの細かな会社の発展を遂げるための業務フローの策定や見直しについては、費用の削減ひいては利益の拡大という形で必ず会社の発展に役立ちます。そのため、私は内部監査担当者に関しては、コンサルタント的な位置づけと考えて、重要視しています。
話が少しずれてしまいましたが、監査基準にも「監査役とのコミュニケーション」があります。監査役と監査法人が密に連携をとることで、不正の防止発見など会社の内部統制が適正化し会計監査がスムーズになるといったような趣旨のものです。監査法人と沢山話をするのが監査役です。監査法人との「会計監査」という共通言語で語りあえるのも監査役です。たくさん、コミュニケーションをとりましょう。監査役は会社法上会社経営者を監督する立場にあります。ある意味社内機関であり第三者的立場です。外部の会計監査人とは話もあいますよね・・・?それが同じ会計士なら、より話が合うはずだと思います。
トップの画像は「女性公認会計士」をあらわしているようですが、私をご存じの方、イメージと合いますか?合いそうで合わないかもしれないと思い、このブログを書いています。